SPECIAL MOVIE

WALL People × エリーローズ

「私だけの映画館」で過ごす時間が
次のインスピレーションへ

モデルやDJ、女性誌のコラムの仕事に加えて、最近はコスメブランドを立ち上げて全国を飛び回るようになりました。年末はDJの仕事でベルリンに飛び、帰りは中学時代からずっと行きたかったアテネに立ち寄り、ギリシャ古代遺跡を訪ねてきました。新しい刺激や挑戦を求めて世界中どこへでも。フットワークはいつも軽くありたいと思っているんです。

一方で、自宅で過ごす時間はほっとゆるんで、素の私に戻るひとときです。表舞台に立つときの緊張やプレッシャーから解放されて、外で受けた刺激を自分の中でゆっくり消化していく時間。アウトプットばかりだと、エネルギーやインスピレーションが枯渇してしまうから、自宅では音楽を聴いたり、映画を見たり、瞑想したり――落ち着いた空間でリラックスする時間をすごく大事にしています。

大画面で好きな監督の作品を観るのは、至極の時間です。ペドロ・アルモドバル、ソフィア・コッポラ、ウェス・アンダーソンなど人間の本質に迫るヒューマンドラマが好きで、気に入った監督と出会うと過去の作品も観ていきます。サウンドトラックも聴き込んで、しばらく作品の世界に浸っていたりします。

WALL People × エリーローズ

そんな私にとってWALLとの出会いは感動的でした。キャンドルを灯したリビングで映像だけが浮かび上がって、リビングが「私だけの映画館」のような贅沢な空間に変わるんです。壁と一体化するようなミニマムなデザインなのに、簡単にテレビの向きを変えられる機能性も備わっている。いつも好きな姿勢で、その時の気分のベストアングルで映像を楽しむことができるようになりました。

映画を観て、音楽を聴いて……心が満たされる時間を過ごしていくと、エネルギーもポジティブに変わるし、新しい発想も自然と湧き上がってきます。モデル、DJ、コスメティックス、すべてに共通するのは私の好きなことであり、アイデンティティの一部であること。これからも、私にしかできないことをクリエイティブな形で表現していきたい――そのためのインスピレーションは、心を満たす日常のなにげない生活の中で培われるものだと考えています。

WALL People × エリーローズ

音楽やアートには、言葉を超えて人と人をつなげる力がある

私の家では、いつも音楽や映像が流れています。もともと両親が音楽好きで、子どもの頃からマーヴィン・ゲイやボブ・ディラン、ローリング・ストーンズ、ピンクフロイドの音楽が爆音で流れていました。3歳の頃にはマイケル・ジャクソンのファンになって、MVを何回も観て彼の歌とダンスをマスターしていましたね。

小さい頃から、両親にはインディペンデントな人になってほしいと言われて育ちました。子どもだから、という理由でリミットをかけられることはなかったですね。あなたはどう思うの? あなたの考えは? あなたはどうしたいの? と常に自分の意見を求められました。

12歳の頃、親元を離れてイギリスで寄宿学校に入学することを提案されました。母に「どう? 一人で行ける?」って聞かれて、「大丈夫、行ける」って二つ返事で答えていました。

実際に行ってみたらアジア人で英語もほとんど話せないから、最初は孤立していました。でも、音楽を聴いていると「何聴いているの?」って話しかけられて、音楽を通じてどんどん友達が増えていったんです。高校でも友達とバンドを組み、フェスやライブで自分の世界が広がりました。音楽やアートには人と人をつなげる力がある。今振り返ると、私は音楽に救われてきたんだなって思うんです。

WALL People × エリーローズ

モデルの仕事をしながら、DJを始めたのが20歳のとき。モデルが片手間でやっていると色眼鏡で見られるうえ、数少ない女性プレーヤーということもあり、押し潰されそうになるときもありました。でも、アンダーグラウンドのテクノシーンで認められるという目標を立て、その世界を想像しながら向かっていました。自宅にDJブースをつくる余裕がなくて、台に機材を並べて正座してDJの練習をしていた時期もありました。

そうやって続けていくうちに、日本最大級の夏フェスFUJI ROCK FESTIVALやYves Saint LaurentなどさまざまなイベントにDJとして呼んでいただけるようになり、多いときでは国内外で年間70近いギグをこなすまでになっていました。

WALL People × エリーローズ

美しく整っている空間で過ごす時間が、
私の内側を満たしていく

キャリアのターニングポイントとなったのは2020年です。パンデミックで人前に出る機会が減り、自宅で過ごす時間が以前より長くなりました。そのとき、自分のコスメブランドをつくりたいという思いが湧き、本格的にスタートしたのです。化粧品開発や経営、マーケティングの勉強を始めて2年近く準備して、2022年ようやく一人で会社を立ち上げました。

できあがったブランドの名前は「音(おと/ね)」に由来する「Otonë」。調子を整えたり、場の雰囲気を変えることをsetting the toneといいますが、ケアを通じて自分を整えていく時間ってとても大切だと思っているんです。自分をケアする時間ってルーティン(習慣)じゃなくて、リチュアル(儀式)。自分の肌を感じて、潤して、満たしていく――そんな時間を少しずつ積み重ねていくことで、結果もついてくるし、自分の肌に愛着が湧いてくると思っています。

それは日々の暮らしも同じ。心を震わせる音楽や、いろんな感情を引き出してくれる映像に包まれながら、自分の内側を満たしていくこと。その時間が、明日のインスピレーションや自分自身を愛することにつながると信じています。

WALL People × エリーローズ

WALL People × エリーローズ

時間という目に見えない価値を大事にしたいから、私の部屋はミニマル主義です。WALLが家に来てからは、雑多なテレビケーブルもWALLの支柱部分にキレイに収まって、テレビを動かせるようになったから、掃除も行き届いてクリーンな状態を保てることにすごく満足しています。洗練された空間を保つには、見えないところまで美意識が届いていることが大切だと思うんです。

WALLで空間が美しく整ったことで、私自身がますます満たされていく。そこに流れる贅沢でスローな時間を楽しみながら、これからも自分にしか表現できないことを追求していきたいと考えています。

WALL People × エリーローズ

今回の撮影で使用したWALL

V2キャスター HIGHTYPE

Color:
ウォールナット
Option:
サウンドバー棚板Mサイズ(サテンブラック)スライド式バックパネル(サテンブラック)コードカバー(ブラック)

PRODUCT LINE UPニーズにあわせて選べる、豊富なラインナップ

  • V4 FLOOR TYPE

    V4 FLOOR TYPE

    90インチまで対応可能な大型テレビに適したモデル

    52,800 円(税込み)

    購入ページヘ
  • V3 HIGH TYPE / LOW TYPE
    人気モデル

    V3 SW HIGH TYPE / LOW TYPE

    32〜80インチまで対応可能。ハイスペックでお部屋に合わせて選べる6つのカラーバリエーション

    36,300 円(税込み)~

    購入ページヘ
  • V2 HIGH TYPE / LOW TYPE

    V2 CASTER HIGH TYPE / LOW TYPE

    60インチまで対応可能な超低床キャスター付きモデル

    29,900 円(税込み)~

    購入ページヘ
  • V5 HIGH TYPE / LOW TYPE

    V5 HIGH TYPE / LOW TYPE

    80インチまで対応可能な超低床キャスター付きモデル

    47,300 円(税込み)~

    購入ページヘ